2021-02-19 10:02

さてさて、続き行きます。
今回は1980年代！！！
日本にストリートダンスを大衆に初めて紹介したのは1983年の映画『フラッシュダンス』でした。映画の一部でブレイクダンスとPOPをする子供のシーンがあり、この数秒のシーンに衝撃を覚え、ブレイクダンスが一躍有名になりました。実は主人公のジェニファービールスの影武者としてブレイクダンスシーンはRSCのクレイジー・レッグスが踊っていました。この映画をきっかけに当時アメリカで活躍していたダンサーが日本に呼ばれ、当時のストリートダンスシーンに多大な影響を与えました。
そして、1980年代後半に新しいダンスの波がNEW JACK SWINGの流行と共にやってきました。ここからがHIPHOPダンス時代の幕開けです。BOBBY BROWN、BBDと言ったアーティストが人気が出て、ZOOを生み出したTV番組『DADA LMD』、TRFのSAMさんがレギュラーダンサーとして出演していた『ダンスダンスダンス』、たけしの元気が出るテレビ『ダンス甲子園』などが始まり、日本中の若者の注目を集めます。
この時代は、様々な場所でのダンスに特徴があり、例えば、新宿と六本木、横浜、博多とかそれぞれの場所の踊り方があったみたいです。ちなみに僕のHIPHOPのルーツはZOOのMARKさんに当たるので新宿系になります。
ZOOの中でも元々の遊び場は様々で、HIROさんは六本木ですね。
この辺りの時代の方々がいわゆる大御所と呼ばれるダンサーと呼ばれる最後の世代なのかと思います。日本のダンスシーンがここまで大きくなったのはこの方々のおかげだと思います。
とにかくおしゃれでかっこいい人ばかりですね。今でも当時の動画を見るとすげーって思います。
そして、この世代の方々に直接ダンスを習い当時の生のダンスを見ている世代は僕たち中堅と呼ばれる世代のダンサーまでになるかと思います。４０歳くらいまでかな、、、
僕らは古き良き時代のダンスと現在のシーンをつないで幸世に伝えることも大切だと思っています。

ということで、次は1990年代！！！！
僕もリアルに動き始めた時代なのでここからは生で見てきたこと、感じたことをどんどん書いていきます！！！
お楽しみに！！！